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音の鳴る儘

自分の好きな音楽を、好きなまま語ってく

1年という区切りがあるおかげで考えを見つめ直せる。

雑記

いよいよ今年も残すところあと少しとなった。

という定型文で始めさせてもらう。

 

 

1年ごとで日々を見ていくと、今年はこんな年だったな、なんて言えたりするあの現象は一体何なのだろう。総括することで、日々の不鮮明で分散されていたはずの出来事が、集約し明確なものになっていくあの現象。

 

毎日の出来事に一貫性は無いはずなのに、なぜか「1年」というざっくばらんとしたものでまとめるとこんな年でしたなんて言えてしまう。

果たして1年間本当にそんな調子だったのだろうかと思えてしまうのであまりそういった類の質問はしたくなかった。

 

だが、果たしてそうやって総括してみることは意味のないことなのだろうか?

 

なんにせよ”まとめる”という行為は大事だと常々思うようになってきた。

 

なんでもいい。

日記としてその日全体の自分の行為を洗いざらいまとめる。

仕事で起きたことを一通りまとめる。

家計簿などもそう。

 

人間は様々な事柄をまとめながら生きている。そうやって自身の行動を見つめ直し次に生かそうと邁進する。

 

そう、まとめること、総括することは、次に生かすということになるのだ。

 

 

ー*-

 

自分は今年、とある自動車ディーラーにメカニックとして就職した。

もともと自動車が好きで、なんとなく漠然と車に係るには整備士だなと思って、整備の専門に入学した。

 

学校に通い始めて、次第に違和感を覚えるようになる。

 

「なんか違う。」

 

工場の雰囲気もそう、作業自体もそう。

自分のしていることに対して全くと言っていいほど熱を感じなくなっていった。

 

もともと車が好きになったキッカケというのが、楠みちはるさん著「湾岸ミッドナイト」を原作としたゲームがあり、中学のころそれにどハマったのがキッカケだ。

 

そこから原作も読み、続編も読み漁った。

 

今現在連載中の「特別のEGOIST」も、もちろん読んでいる。

 

特別のEGOIST(1) (ビッグコミックス)
 

 

 

特別のEGOIST 2 (ビッグコミックス)

特別のEGOIST 2 (ビッグコミックス)

 

 

この作品を読んでふと気がついた。

自分は車が好きというよりも、それを背景とした世界観が単純に好きだっただけなのかと。

 

この作品。今までの車系の漫画かと思えば全くの別物。

確かに要所要所、車も絡んでくるあたり、楠作品だなと思うとこあれど、話の大筋といえばSF。主人公は45歳のフリーライター。それを取り巻く人物に、不思議な力を持つ少女や、車好きの元カノなどが絡んで、話が展開していくのだが、自分はこの作品の世界観にとても魅力を感じた。まだ2巻しか出ていないが名作だと思う。

 

楠作品の特徴として、登場人物の哲学的なセリフがある。

 

時節、ハッとさせられ、暫しページを眺めてしまうことも多々ある。

言葉一つ一つがとても重いのだ。それは年の功かは定かでは無いが。

 

ー*ー

憧れから夢を持つことがある。

自分の場合これだが、それをニアなとことで履き違えてたようだ。

車が好きだから整備。という錯覚。

これは単純にレースゲームから入った湾岸という世界の、車と都市、その世界観に魅せられたから、自分も携われば一緒になれるのかという安易な考え。

 

確かに車自体は好き。だがそれ以上に今は音楽が好きだ。それをこうやって文字に起こしたりなんなりすることが好きになった。

興味は移り変わる。けど根底にある想いまでは変わらない。

 

今も昔も変わらないのが、中学生の時に憧れたあの空気感。

今、それを音楽に感じている。

 

人間は自分のやりたいこと、本当にすべきこと、やりたくないこと。

日々いろいろ考え、抱えて生きています。

 

このタイミングで、今一度自分の本当について考え直してみようと思った2016年大晦日。

 

来年もどうぞよろしくお願いします。

 

アデュ。