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音の鳴る儘

自分の好きな音楽を、好きなまま語ってく

Hi-STANDARD「ANOTHER STARTING LINE 」を語ってみる

ハイスタ 音楽 ロック バンド Hi-STANDARD

 

Hi-STANDARDというバンドがある。

90年代初頭、なんとあのGREEN DAYRANCIDと同じステージに立ち、逆輸入という形で日本でブレイクした特異なバンドだ。

そんな彼らがまたもやらかしてくれた。

去る10月4日。ある1枚のCDが全国のショップに並べられた

 

「ANOTHER STARTING LINE」

 

 

ANOTHER STARTING LINE

ANOTHER STARTING LINE

 

 

 

一切の事前告知無し。

CDショップの店員ですら、店着日当日にその存在を知ったという、驚きの方法で発売されたこのCDは、その日中にTwitterなどSNSで拡散され、ゲリラ販売というのにも関わらず即日売り切れとなる店舗も見られるほどだった。

 

このバンドがいかに社会に根付き、どれだけの影響をもたらしているのかというのがよくわかる。

 

 

Hi-STANDARDは2000年に突然の解散をし、伝説のまま邦ロックの世界から姿を消した。

だがその爪痕は強く残り、リアルタイムで見ていないはずの10代、20代の若者にも熱狂的ファンは存在している。

 

なぜこれ程までの人気を誇っているのか、ハッキリとした理由はわからないが、彼らに響く何かがきっとあるのだろう。

 

あの和田アキ子ですら認めているバンドだ。人の心に直接うったえる何かが、彼らの奏でる音楽にはあるのだろう。

 

そんな彼らが16年ぶりに出した今回のシングル。

なぜゲリラ販売という形式をとったのだろうか?

その理由は彼らの純粋であり実直な考えあってのことだった。

 

CDショップに通うワクワク感を蘇させる。

 

CDショップで思わぬ音源を見つける。

なんとなくジャケットが気に入ったから買ってみる。

好きなバンドの新譜が出ていたから買う。

 

ダウンロード配信、果てや月額制ストリーミング配信が主流となりつつある昨今の音楽業界。

CDというアイテムの必要性が次第に薄れていっている現代に物申す形で、彼らは今回の販売形式をとったのだ。

 

おそらく不安であっただろう。

CD販売でどれだけの売上が出せるのか。

その結果がこれだ。

 

これだけの反響を彼らは起こして見せたのだ。

 

すごく彼ららしいセールスのやり方だと言える。


Hi-STANDARD- ANOTHER STARTING LINE -Short ver.

 

 

16年前、メンバーがそれぞれ別々の道を歩んだ。

NANBA69、Ken band

別々に分かれた道が16年経った今やっと合流する。

 

12月にはカバー曲のみを収録させた新作も準備しており、さらにHi-STANDARDとしてのツアーも開催される。

16年前に見られなかった。まだ生でハイスタを見たことがない若者にとって、網膜に鼓膜に焼け付けておくにはいい知らせだろう。

 

彼らはこれからも彼ららしく、ハイスタとしても活動していくと語っていた。

これからどう現代の音楽業界をかき回していくのか見物だ。

 

Hi-STANDARDの魅力。それは彼らの生き様そのものなのかもしれない。